- HOME
- レポート一覧
- ビジネス環境レポート
- 【1分解説】春闘とは?
春闘とは「春季生活闘争」の略で、新年度に向けて、労働者側(労働組合)と経営 者側(企業)が労働条件について議論・交渉を行うことを言います。「春闘」は労働 組合の全国組織である連合が主に使用している名称であり、経営者側を代表する経団 連では「春季労使交渉」という名称を使用します。
毎年 2 月ごろに各企業、産業ごとの労働組合が経営者側に要求を出すことで交渉は スタートします。交渉では労働条件について幅広く議論が行われますが、特に注目を 集めるのは給与の動向、すなわち「賃上げ」です。日本では賃金の低迷が続き、足元 で物価上昇が私たちの生活に影響を与えるなか、ここ数年は政府も企業に対して積極 的な賃上げを呼びかけるなど、「賃上げ」に対する注目は高まっています。
近年、連合側や経団連側も「賃上げ」に対して前向きな姿勢を示しており、労使の 方向性は近いものとなっています。今後の春闘において、昨今の物価上昇を上回る 「賃上げ」を実現できるのかどうか、各企業の判断に注目が集まります。
この解説は2023年1月に公表した後、2025年5月時点の情報に基づき改訂したものです。
奥脇 健史
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。