ご挨拶

代表取締役社長 寺本秀雄

 第一生命経済研究所は、第一生命グループの情報発信・政策提言・コンサルティング機能の充実を図ることを目的として1997年4月に設立されました。2002年10月には、先行して設立され生活関連の“5つのK“(経済・健康・教育・家族・心など)を調査研究分野とするライフデザイン研究所(1988年9月設立)と合併し、経済と生活、マクロとミクロをカバーするユニークな研究所を目指して活動しております。さらに2009年4月には第一生命ウェルライフサポート(1998年4月設立)と合併し、健康・医療・介護に係る情報発信機能の強化を図りました。

 調査研究領域は、マクロ経済・金融、保険・年金、社会保障、人口問題等に加え、ESG、テクノロジー、ライフデザインやwell-beingに関するさまざまな分野に広がっています。当研究所は生保系シンクタンクとしての特長を生かし、長期的な視野に立って、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性を現すVolatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguityの頭文字をとった言葉)と言われる激動の時代に、お客様が持続的社会に向かうための羅針盤となれるよう、情報発信に努めてまいります。
 また、これら調査・研究内容の情報発信と同時に、企業等の皆さまには人財開発に係るコンサルティング事業の形で研究成果をご提供しています。人的資本経営の重要性が高まる中、従業員の皆様のwell-being向上のための各種セミナー・研修(健康増進/資産形成・承継/キャリアデザイン等)を行っています。

 当社は、人生100年時代に向け第一生命グループの目指すビジョン「Protect and improve the well-being of all(すべての人々のしあわせを守り、高める)」に併せ、今後も「お客さまの幸せの実現」と「社会課題解決」に寄与する調査・研究、お客様にわかりすい情報の継続的な発信に一層、努力してまいります。

代表取締役社長寺本秀雄