- HOME
- レポート一覧
- 経済指標レポート(Indicators)
- 景気動向指数(2024年2月)
- Economic Indicators
-
2024.04.05
日本経済
景気全般
景気指標(日本)
景気動向指数(2024年2月)
~基調判断が2ヶ月連続の下方修正で「下方への局面変化」に~
新家 義貴
- 要旨
-
- 2月のCI一致指数は前月差▲1.2ポイントと2ヵ月連続の低下。1月に前月差▲3.8ポイントと大幅に低下した後であるにもかかわらず、さらなる悪化となっており、非常に弱い結果。認証不正問題を受けた一部自動車メーカーの工場稼働停止の影響大。
- CI一致指数の基調判断は「下方への局面変化」へと下方修正。23年4月以降9ヶ月連続で「改善」となった後、24年1月は「足踏み」へと下方修正されていたが、2月は2ヶ月連続での基調判断引き下げに。
- 先行きは工場稼働再開で持ち直しが見込まれるが、回復ペースには不透明感。CIの水準は当面低い水準にとどまる可能性大。 -3月に僅かでもCI一致指数が低下すれば基調判断は「悪化」に。可能性は低いが留意は必要。
図表を含めた詳細についてはPDFファイルをご覧ください。
新家 義貴
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 新家 義貴
しんけ よしき
-
経済調査部・シニアエグゼクティブエコノミスト
担当: 日本経済短期予測
執筆者の最新レポート
-
消費者物価指数(東京都区部・24年4月) ~高校授業料実質無償化で大幅下振れ。年度替わりの値上げ加速は確認できず~
日本経済
新家 義貴
-
消費者物価指数(全国・24年3月) ~電・ガス、円安、原油高、賃上げと上昇要因目白押し。物価高止まりリスクに要警戒~
日本経済
新家 義貴
-
2024年・夏のボーナス予測 ~前年比+3.3%と高い伸びを予想~
日本経済
新家 義貴
-
景気動向指数(2024年2月)の予測 ~基調判断は「下方への局面変化」に下方修正へ~
日本経済
新家 義貴
-
消費者物価指数(東京都区部・24年3月) ~コアコアは鈍化傾向も、先行きは電気・ガス代が押し上げ要因に~
日本経済
新家 義貴