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- 【1分解説】勤務間インターバル制度とは?
勤務間インターバル制度とは、終業時刻から次の始業時刻の間に、一定時間以上の休息時間(インターバル)を設ける制度を指します。例えば、勤務終了から翌日の勤務開始までに11時間以上の休息を確保すること等が考えられます。この制度は、労働者の十分な生活時間や睡眠時間を確保し、ワーク・ライフ・バランスを保つことを目的としています。
勤務間インターバル制度はEU諸国等で広く導入されており、日本においては2018年の労働時間等設定改善法(労働時間等の改善に関する特別措置法)の改正に基づき、2019年4月より制度の導入が企業の努力義務となりました。
さらに直近では、政府による制度導入の動きが強まっています。2024年4月よりトラックドライバー等の自動車運転業務において9時間の勤務間インターバルが義務化されました。また、同年8月には中央教育審議会(文部科学大臣の諮問機関)が答申した、質の高い教師の確保に向けた環境整備のなかに、学校における勤務間インターバルの導入が盛り込まれました。
勤務間インターバル制度は、従業員の健康の維持・向上だけでなく、モチベーションや生産性の向上が期待されます。政府や企業は制度の導入に向けた取組みを強化し、労働者の働きやすい職場環境を整えることが重要です。
この解説は2024年10月時点の情報に基づいたものです。
岩井 紳太郎
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

