- HOME
- レポート一覧
- ビジネス環境レポート
- 【1分解説】リスキリングとは?
リスキリングとは、事業環境の変化に合わせて新たなスキルや知識を学び直すことです。現職を遂行する上で必要な能力を高めるアップスキリングとは異なり、配置転換・職務転換を見据えて学ぶ点に特徴があります。リカレント教育も学び直しを意味しますが、文部科学省はアップスキリングやリスキリングに加え、必ずしも職業に直結しない技術や教養等の学び直しも含む広義の意味でこの言葉を使用しています。
リスキリングが注目される背景には、生成AIやDX等の進展が挙げられます。業務の自動化・再設計が進み、人間に求められるスキルが変化すると予想されます。加えて、人手不足の深刻化により、一人当たりの生産性向上や成長分野への人材シフトが急務となっています。
政府は2022年にリスキリング支援として5年間で1兆円を投じると表明して以降、様々な施策を講じています。具体的には、厚生労働省の人材開発支援助成金(人への投資促進コース等)による企業支援や、教育訓練給付金の拡充、経済産業省による在職者向けのキャリア相談・講座受講・転職支援を一体的に行う事業などを進めています。企業側でも、従業員への学習機会の提供など、リスキリング支援に取り組む動きが広がっています。
これらを通じて、成長分野への労働移動と生産性向上が期待されます。
関連レポート
- 「【1分解説】教育訓練休暇給付金とは?」(2026年1月)
この解説は2026年1月時点の情報に基づいたものです。
岩井 紳太郎
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

