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【1分解説】GXリーグとは?

加藤 大典

  音声解説

GXリーグとは、2050年カーボンニュートラルの実現を目指す官民連携の枠組みのことです。2022年2月の「GXリーグ基本構想」を起点に賛同企業が集まり、2023年度から本格的に活動を開始しました。これまで700社を超える企業が参画し、市場ルールの形成や自主的な排出量取引を通じたScope1・2の削減に取り組んできました。

2026年度から10万トン以上の二酸化炭素を直接排出する事業者を対象に排出量取引制度が義務化されることを踏まえ、2026年4月から「次期GXリーグ」として、GX製品・サービスの需要創出とサプライチェーン全体での排出削減を主眼とする枠組みに再編されます。参画企業には、Scope1・2目標の管理に加え、GX率先実行宣言やGX製品の調達・販売、サプライヤーとの協業強化などから取組を選びコミットすることが求められ、その内容や進捗は公表されます。

これらの取組は、大企業だけでなく中小企業にとっても新たな取引機会や支援獲得の好機となり、GX関連補助金・委託事業での加点や表彰などの優遇措置につながります。また、金融機関や投資家がサステナブルファイナンスやエンゲージメントを通じて、サプライチェーン全体でGX需要創出に挑む企業を評価・支援することも期待されています。

次期GXリーグを成功させることは、日本のGX推進に向けて極めて重要です。

この解説は2026年2月時点の情報に基づいたものです。

加藤 大典


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。