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【1分解説】ウェルビーイング経営とは?

村上 隆晃

  音声解説

ウェルビーイング(Well-being)経営とは、従業員の健康や心理的な幸福感、仕事へのエンゲージメントを高めるための組織的な仕組みを整えることで、結果として従業員の生産性や創造性を高める経営手法を指します。

ウェルビーイング経営に注目が集まったきっかけの一つとして、厚生労働省が「雇用政策研究会報告書」(2019年7月)で、ウェルビーイングの向上と生産性向上の好循環を提言したことが挙げられます。最近では経済産業省が「人的資本経営の実現に向けた検討会報告書~人材版伊藤レポート2.0~」(2022年5月)で「経営陣は、中長期的な企業価値の向上につなげる観点から Well-being を捉え、それを高めるために、個々の企業の状況に応じて、多様な人材が能力発揮できる環境の整備や、自律的なキャリア形成の促進等の試行錯誤を重ねる」ことを提言するなど、人的資本経営の観点からもウェルビーイング経営の考え方に注目が集まっています。

ウェルビーイング経営の広がりが働く一人ひとりの多様なウェルビーイングの向上に繋がるとともに、企業価値の向上を通じて日本経済の持続的な成長の後押しとなることを期待します。

この解説は2023年7月時点の情報に基づいたものです。

村上 隆晃


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。

村上 隆晃

むらかみ たかあき

総合調査部 マクロ環境調査G 研究理事
専⾨分野: CX・マーケティング、well-being

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