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2024.05.17
SDGs・ESG
環境・エネルギー・GX
生物多様性
【1分解説】農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」(ラベルの愛称「みえるらべる」)とは?
加藤 大典
農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」とは、米、野菜、果実、茶など24品目の農産物の生産段階における温室効果ガス排出削減への貢献と生物多様性保全の取組を星の数で評価し、等級ラベルで表示することです。農林水産省が「みどりの食料システム戦略」に基づき2024年3月にスタートし、同年6月からはラベルの愛称を「みえるらべる」として取組を進めています(資料1)。
「見える化」は、「農産物の環境負荷低減に関する評価・表示ガイドライン」に基づき、生産者が栽培情報を農林水産省へ報告することで等級ラベル表示ができるようになります。これにより、生産者は環境負荷低減への貢献を自ら把握できるとともに、その結果を販路の拡大、差別化、投資の呼び込み、消費者へのアピールに活用することができます。インバウンドや輸出向けに英語版みえるらべる「ChoiSTAR」もあります(資料2)。
等級ラベル表示は、任意の取組であり、厳密な農産物比較のためではありませんが、生産者の環境負荷低減の努力がわかりやすく表示され、消費者にとっては、温室効果ガス削減や生物多様性保全に配慮した農産物を選択しやすくなり、行動変容のきっかけになります。
生産者・消費者のそれぞれが「見える化」=等級ラベル表示を活かし、みんなで農産物の環境負荷低減を進めていくことが大切です。


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この解説は2024年5月に公表した後、2025年5月時点の情報に基づき改訂したものです。
加藤 大典
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

