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2021.10.19
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コロナ禍での引っ越し(移住)意識
~関心を持つ人は約2割、過半数は現在の生活環境に満足~ (第4回 新型コロナ生活調査)
稲垣 円
- 要旨
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引っ越し(移住)することへの関心①
引っ越し(移住)に関心を持つ人は、全体の約2割。
7割強は、感染拡大以前から現在も引っ越し(移住)に関心がない。具体的な計画を立てているか
行き先や時期が既に決まっている人は7.5%。
6割強は、関心はあるものの具体的な計画は立てていない。引っ越し(移住)することへの関心② (テレワーク経験別)
テレワーク経験者は、引っ越し(移住)への関心が高い傾向。
テレワーク未経験者と比較2倍の人が感染拡大を機に、
引っ越し(移住)に関心を持つように。引っ越し(移住)に関心がある理由
約3割は生活環境(教育、医療、交通、自然環境等)を変えるため。
約2割は生活費(住宅ローン、光熱費、食費、移動費等)を下げるため。具体的な計画を立てていない理由
引っ越し(移住)に関心はあるものの、3割強は、「経済的に余裕がないため」
具体的な計画を立てるまでに至っていない。引っ越し(移住)に関心がない理由
関心がない人の過半数は「現在の生活環境に満足している」。
4分の1の人は、「引っ越し(移住)したからといって、感染リスクは減らない」
と考えている。コメント
参考資料
詳細につきましてはPDFをご覧下さい。
また、レポート一覧のページ「新型コロナ(生活)」も併せてご参照ください。
【関連レポート・リリース】
- 稲垣円「テレワークの普及は、地方分散の鍵となるか」2021年7月
- 稲垣円「第3回 新型コロナウイルスによる生活と意識の変化に関する調査(地域社会編)~感染拡大がもたらした、日常生活の変化、地域活動への影響~」2020 年 10 月
- 稲垣円「With コロナの日常生活(2)― 感染拡大は、自分の暮らすまちへの興味関心を喚起したのか ―」2020年12月
稲垣 円
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。