米大統領選への懸念を強めるも非製造業の活動は9月に加速

~港湾ストへの懸念もISM景気指数は米経済の秩序だった減速を示す~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年9月のISM非製造業景気指数(総合、季節調整値)は、54.9(前月51.4)と前月比3.5%ポイント上昇し、市場予想中央値の51.7(筆者予想51.7)を大幅に上回った。需要動向を示す活動指数、新規受注が高い水準に上昇し、需要の強まりを示す形で、非製造業部門は拡大ペースを加速した。ただし、均してみると非製造業部門は22年をピークに緩やかな減速傾向を辿っている。米国では、製造業部門の調整が長期化するなかで、非製造業部門の拡大ペースの緩やかな鈍化によって、秩序だった景気減速が続いている。
  • 10月3日に米港湾労働者組合の国際港湾労働者協会(ILA)と雇用者団体の米海運連合(USMX)が、賃上げ交渉において6年間に62%の引き上げで暫定合意し、東海岸とメキシコ湾岸の港湾での一斉ストライキの終結を発表した。

グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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