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- 【1分解説】ESD(持続可能な開発のための教育)とは?
ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されます。世界では、気候変動、生物多様性の喪失など人類の開発活動に伴い様々な問題が生じています。ESDとは地球規模の課題を自分事として捉え、その解決に向けて自ら行動を起こす力を身に付けるための教育、つまり持続可能な社会の創り手を育む教育と言えます。
ESDは、2002年の「持続可能な開発に関する世界首脳会議」で我が国が提唱した考え方で、ユネスコを主導機関として国際的に取り組まれてきました。2015年の国連サミットでは、17の目標と169のターゲットから成る「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されましたが、ESDはこのうち目標4「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯教育の機会を促進する」に関連します。また、2020年度から段階的に適用されている小・中・高校の学習指導要領でも、前文や総則に「持続可能な社会の創り手の育成」が掲げられています。
ESDもSDGsも目標があまりに壮大過ぎて何をすればよいのか分からないという方もいるかもしれませんが、まずは世界で起きている出来事を自分のこととして考えて行動すること、think globally, act locallyの視点が大切です。
この解説は2023年6月時点の情報に基づいたものです。
摩尼 貴晴
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

