第2回 新型コロナウイルスによる生活と意識の変化に関する調査(消費編)

要旨

家計・モノの入手・移動制限への不安

家計が苦しくなることへの不安の高さはこの1か月半で変化なし。
 モノの入手や人・モノの移動についての不安は縮小傾向。

特別定額給付金 10 万円の使い道

半数以上の人が「日常生活に必要なものに使う」。
 一定数の人が貯蓄、寄付・募金は少数。

消費面の意識変化

1回目調査と2回目調査で大きな変化はなし。
 ただし、支援・応援消費と環境への関心は上昇。

ゴールデンウイークにしたかったこと・行ったこと

ゴールデンウイークにしたかったのは「外食」「買い物」「国内旅行」。
 実際の行動は自宅の片づけやインドアのレジャーなど、大勢が予定変更。

オンライン鑑賞・視聴の経験・関心

バーチャルミュージアム、観光地の動画等をみることに関心がある人は約3割。

感染拡大をきっかけとした外部サービス利用の変化

「調理済み料理のテイクアウト」を利用するようになった人は 16.3%。
 6割以上の人は、感染拡大に関わらず利用をしていない。

利用した外部サービスはどのように知ったのか

外部サービス利用者は、「自ら調べた」人が最多。
 サービスによっては、身近なところからの情報提供が利用につながっている。

外部サービスを利用していない理由

外部サービスを利用していない人の6割以上は、「今は特に必要としていない」。

今後の外部サービスの利用意向

6割は、「利用してみたいと思う外部サービスはこの中にない」。
 生活者の現状と外部サービス供給者とのギャップが浮き彫りに。

参考資料

詳細につきましてはPDFをご覧ください。

また、レポート一覧のページ「新型コロナ(生活)」も併せてご参照ください。


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