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注目のキーワード『夏日・真夏日』

水澤 太一

年々厳しさを増している日本の夏。「今日は各地で夏日になりました」「〇日連続の真夏日です」といった言葉をニュース等で耳にする機会も多いのではないでしょうか。

「今日は暑いな」「昨日はもっと暑かった」等、暑さは日常的に体感でも捉えられますが、その程度を表す言葉があります。「夏日」は最高気温が25度以上の日、「真夏日」は最高気温が30度以上の日を指します。さらに、最高気温が35度以上の日は「猛暑日」となります。かつては「酷暑日」と言われることもありました。なお、「熱帯夜」は夜間の最低気温が25度以上の夜のことを言います。これらは天気予報等が誰にでも正確に伝わるよう、気象庁が定めている予報用語の1つです。

気象庁のデータによると、日本の平均気温は100年あたり約1.3度の割合で上昇しています。真夏日や猛暑日の日数も増加傾向にあり、都市部ではヒートアイランド現象の影響も加わり、さらに厳しい暑さに見舞われています。

「夏は毎年暑いものだから」「自分は暑さに強い方だから」と考える方もいるかもしれません。しかし、暑さは体調不良や集中力低下を引き起こし、仕事の質や生産性を落とすだけでなく、熱中症等の深刻な健康被害をもたらす可能性もあります。無理をせず早めの対策が重要です。

暑さ対策には、日常生活はもちろん、職場でも出来ることは色々あります。こまめな水分・塩分補給は基本です。水やお茶だけでなく、スポーツドリンクや経口補水液等で、塩分も一緒に補給するとより効果的です。通気性の良い服装を選び、屋外では帽子や日傘を活用しましょう。屋内ではエアコンを適切に使用して室温を快適に保つ等、出来ることから取り組んでいきましょう。また、外出や屋外での作業の際には暑い時間帯は避け、休憩をこまめにとることも重要です。

これからも厳しい暑さが予想されますが、暑さに対する正しい知識を身につけ、対策を講じることで、健康的に、そして少しでも快適に乗り切りましょう。

(総合調査部 政策調査グループ長 水澤 太一)

水澤 太一


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