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【1分解説】戦略的イノベーション創造プログラムとは?

水澤 太一

  音声解説

「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」とは、内閣総理大臣を議長とする総合科学技術・イノベーション会議(CSTI) が、府省の枠や旧来の分野を超えて自ら予算配分し、基礎研究から社会実装までを見据えて研究開発を推進するプログラムです。

「日本再興戦略(2013年6月閣議決定)」において、エネルギー制約・健康医療といった成長が見込まれるグローバル市場を創造・獲得していくためには、技術力に加え、規制や制度の見直し・ビジネスインフラの整備等も必要との考えの下、研究開発から規制緩和に至るまで政策資源を一気通貫で集中投入していくため、創設されました。

2014年度から5年ごとの計画期間で取組まれており、これまでに「アンモニア燃焼による発電技術」や「自動運転向けの高精度地図製作」等もSIPの課題として開発・研究が進められてきました。

2023年度より始まった第3期プログラムでは、現場のヘルスケアデータを標準化・集約してデジタル空間に再現しAI等で分析を行うことで、新薬開発や新たな治療方法の発見、診断支援等による医療従事者の負担軽減、医療政策の最適化等を目指す「統合型ヘルスケアシステムの構築」を含め、合計14の課題について取組まれています(資料)。

資料
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この解説は2024年1月時点の情報に基づいたものです。

水澤 太一


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。