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- 【1分解説】学校給食とは?
学校給食とは、小中学校などで児童・生徒に供される昼食等を指します。学校給食法では、学校給食を、同法に定める健康、社会性、食への理解、伝統文化理解などに関する7つの目標を達成するため、義務教育諸学校において、その児童・生徒に対して行われる給食と定義しています。同法は当該学校設置者が学校給食の実施に努めなければならないとしています。
世界では、学校給食は貧困児童救済(日本、フランスなど)、国民の健康増進(イギリス、アメリカなど)といった理由で始められています。一方、スイスなど学校給食がない国もあります。
日本の学校給食は、1889年に山形県の私立小学校で、貧困家庭の児童を対象に行われたのが始まりとされています。第2次世界大戦で中断、1946年12月に試験的に再開、1954年には学校給食法が成立しました。戦後救援物資の小麦粉が給食を通じパン食を普及させましたが、米離れなどもあり、その後米飯給食も普及しました。2005年に食育基本法が制定され、地域特産品を用いた給食も多く行われています。
とはいえ、貧困対策の役割も依然大きいです。学校給食以外にも、こども食堂や大学での100円朝食の提供といった動きも生じています。こどもの貧困を考える上では、給食費など授業料以外の教育関係費も考慮する必要があります。
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この解説は2025年1月時点の情報に基づいたものです。
重原 正明
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。