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【1分解説】3Dプリンターとは?

重原 正明

  音声解説

3Dプリンターとは、3次元物体のデジタルデータから、その物体を作り出す機械のことです。

3Dプリンターの造形方式はいろいろあります。プラスチックの線を溶かして薄い板を作りそれを積み重ねていくもの、特殊な液体樹脂に紫外線を当てて固まった部分を取り出すもの、粉状の素材にレーザー光線を当てて焼き固めるものなどがあります。卓上サイズのものが普及していますが、コンクリートを積み重ねて家などを作る大型の3Dプリンターもあります。

3Dプリンターはデジタルデータを現実のものにできるので、アジャイルな制作の助けになります。試作や、障がい者の補助具など個別性の強いものの制作に向いていると言えるでしょう。一方で一般に制作に時間がかかり、量産には向かないという欠点があります。また3Dプリンターの方式や材質によって、熱や光に弱い、特定の方向に割れやすい、手触りが悪い、口の中に入れるものは作れないといった特性を持つこともあります。用途によっては設計上安全性に配慮するなどの工夫が必要です。

3Dプリンターはモノの制作を身近にする道具です。特性を知った上でうまく活用すれば、仕事や生活を変える道具となるでしょう。

この解説は2026年3月時点の情報に基づいたものです。

重原 正明


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

重原 正明

しげはら まさあき

総合調査部 政策調査G 研究理事
専⾨分野: 社会保障、リスク管理・保険数理

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