中国の４-６月はマイナス成長（前期比）が必至の様相 ～生産､家計消費､固定資本などは全般的に下振れ､景気に急ブレーキが掛かっている～

インドのインフレ率は約８年ぶりの水準に（Asia Weekly(5/6～5/13)） ～幅広くインフレ圧力が強まるなかで中銀は一段の金融引き締めを迫られる可能性も～

メキシコ中銀､米FRBのタカ派傾斜に追随して50bpの追加利上げ ～先行きの｢一段の強力な措置｣を示唆､スタグフレーション懸念も難しい対応を迫られる展開が続こう～

ブラジル･ボルソナロ大統領､燃料価格引き下げへ一層攻勢を強める可能性 ～市場環境が厳しさを増すなか､財政悪化や信認低下によりレアル相場や株価は難しい状況に直面か～

マレーシア中銀､インフレリスクを警戒してコロナ禍後初の利上げに動く ～リンギ安が利上げ後押しも景気下振れ警戒で慎重姿勢を維持､ 中銀の対応は困難が増す局面に～

ペルー､政局混乱の裏で反政府デモ激化､政府は外出禁止令を発令 ～政権の求心力低下は顕著ななか､商品市況の上昇を追い風とする通貨ソル高は一変する可能性も～

ウクライナ問題を経済のみで語ることの｢落とし穴｣ ～日本にとってウクライナ問題は決して｢対岸の火事｣ではないことを認識する必要がある～

急進する原油高による新興国経済への影響を考察する ～主要国中銀による｢タカ派｣傾斜の加速やマネーフローの変化による影響に要警戒～

ペルー､半年強で２度目の内閣総辞職､政局の混乱は長引く懸念も ～中銀はタカ派姿勢を強めるなかで物価高と金利高が共存､政局混乱リスクも政策対応を困難にしよう～

チリ･次期政権は船出から厳しい状況に直面することは避けられない ～ワクチン接種によるオミクロン対策は奏功も､スタグフレーション懸念は日増しに高まる展開～