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- 【1分解説】Doom Spending(破滅的消費)とは?
Doom Spendingとは、「破滅的消費」と訳されます。社会や将来に対する不安や悲観を背景に、そのストレスを解消するため、旅行やショッピング、外食などで高額な出費をする消費行動を指します。アメリカを中心に広がっており、特に若い世代にみられます。単なる「衝動買い」とは異なり、人生や社会への絶望感が根底にあり、時には借金を重ねてまで支出を続ける傾向があります。その結果、最終的に生活が破綻するリスクが高まることからも、「破滅的」と呼ばれています。
Doom Spendingは、2023年頃からSNSを通じてアメリカで広がりました。コロナ禍以降のインフレや住宅価格の高騰、政治不安、賃金の伸び悩みといった要因により、将来への希望が持てず、「今を楽しもう」という風潮が広がったことが背景にあります。
一方、日本では、経済や将来に不安を感じると消費を抑え、若い世代でも貯蓄を優先する傾向があります。現時点では、アメリカのようなDoom Spendingは一般的ではなく、むしろ節約志向によって個人消費が伸び悩んでいる状況です。ただし、一部の「推し活消費」のように特定の分野に支出を惜しまない傾向もみられており、今後の社会不安や価値観の変化などによっては、日本でもDoom Spendingが広がる可能性は否定できません。
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この解説は2025年7月時点の情報に基づいたものです。
鄭 美沙
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。
- 鄭 美沙
てい みさ
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政策調査部 主任研究員
専⾨分野: 金融リテラシー・ライフデザイン
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