- HOME
- レポート一覧
- ビジネス環境レポート
- 【1分解説】推し活消費とは?
推し活消費とは、若者を中心に広がる「推し」(好きな有名人、アニメ、キャラクター等)を応援するための消費行動を指します。これは単なるグッズ等のモノの購入に留まらず、イベント参加、オンラインライブ配信への投げ銭など多様な形態を含みます。消費者庁の「消費者意識基本調査」によると、10代後半の42.1%、20代の31.8%が「有名人やキャラクター等を応援する活動にお金を使う」と回答しており、若者を中心に推し活消費が広がっています(資料)。
地域経済への効果も期待されており、アニメの舞台となった地域では推し活観光が数億円規模の経済効果を生み、宿泊・飲食・交通などの関連産業を活性化させている事例もあります。さらに、農作物の生産者もSNS等で積極的に発信していることから、それらで注目された生産者を応援する動きも見られるなど、推し活は単なる趣味の枠を超え、文化的・社会的な現象にも発展し、「応援消費」の一部としても注目されています。
このように推し活消費は、個人の生きがいや楽しみにとどまらず、エンターテインメント産業を筆頭に、幅広い分野を支える重要な経済活動となっています。経済産業省もコンテンツ産業を日本の成長分野と位置づけており、その中核を担う「推し活」の動向は今後も注目されるでしょう。

この解説は2025年7月時点の情報に基づいたものです。
髙宮 咲妃
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

