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- 【1分解説】アセットオーナー・プリンシプルとは?
アセットオーナー・プリンシプルは、アセットオーナーの運用・ガバナンス・リスク管理についてのプリンシプル(原則)です。政府は「資産運用立国の実現に向けた政策プラン」(2023年12月)でこの策定を打ち出し、2024年8月末に公表しました。
アセットオーナーには公的年金、共済組合、企業年金、保険会社、大学ファンドの他、資産運用を行う学校法人も含まれるなど、その範囲は幅広く、性格も様々です。このプリンシプルは、アセットオーナーが受益者等の最善の利益を追求する備えがあることを自ら点検し、それぞれのステークホールダーにそれを示すことで、理解や対話、協働につなげ、運用力の向上を図っていくという形で活用されることが期待されています。
このプリンシプルは5つの原則からなり(資料)、「運用目的にあった運用目標及び運用方針の策定」「体制整備」「適切なリスク・利益相反の管理」「ステークホールダーへの情報提供」「スチュワードシップ活動の実施」などを求めています。本プリンシプルは、細則主義ではなく原則主義が採用され、いわゆる「コンプライ・オア・エクスプレイン」方式(実行するか、実行しない場合にはその理由を説明する方式)となっています。2024年9月末時点で17の団体が受入れを表明しています。

関連レポート
- 「アセットオーナーとは」(2024年4月)
この解説は2024年11月時点の情報に基づいたものです。
河谷 善夫
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。
- 河谷 善夫
かわたに よしお
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政策調査部 シニア研究員
専⾨分野: 規制、ガバナンス
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