2024年1-3月期GDP(2次速報値)予測

~1次速報からほぼ変化なしと予想~

新家 義貴

要旨
  • 2024年1-3期実質GDP(2次速報)は前期比年率▲2.1%と、1次速報の前期比年率▲2.0%からほぼ変わらずと予想する。法人企業統計の結果を受けて設備投資で小幅上方修正が見込まれるものの、個人消費が下方修正されることが相殺し、GDP全体としてはほぼ修正なしとなるだろう。需要項目ごとの修正幅も小さなものにとどまるとみられ、景気認識に修正を迫る結果にはならない。
  • 先行きの景気は緩やかな持ち直しを予想。自動車生産の正常化によるリバウンドが予想されることに加え、年後半には実質賃金のプラス転化が見込まれ、個人消費も持ち直しに向かう可能性が高い。これまで弱い動きが続いてきた内需が持ち直すことで、景況感は改善するだろう。
  • もっとも、エネルギー価格上昇や円安等の影響で物価の高止まりが予想されるなか、実質賃金の伸びは抑制される見込み。コロナ禍からのリバウンドも終了したなか、個人消費の伸びが限定的なものにとどまる可能性がある。景気は先行き回復を見込むも、そのペースは緩やかなものにとどまると予想。

図表を含めた詳細はPDFファイルをご覧ください。

新家 義貴


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新家 義貴

しんけ よしき

経済調査部・シニアエグゼクティブエコノミスト
担当: 日本経済短期予測

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