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- 【1分解説】ベース・レジストリとは?
ベース・レジストリとは、住所や所在地、企業名など、様々なシステムで利用することが見込まれる、基本的なデータベースのことです。
いろいろな手続きをシステム化しようとする場合、その手続きにかかるデータの表記の違いが、システム化の妨げになることがあります。例えば住所でも、「1丁目13番1号」と「1の13の1」と「1-13-1」が同じだと判定することはシステム処理上はそれなりの工程が必要です。また異体字など表記法がいくつかある場合も問題になります。これらのシステム化上の問題を解決するために、特に行政手続きの分野では、公的にベース・レジストリを整備することは有効な手段となります。
政府は2025年6月13日に閣議決定した、「公的基礎情報データベース整備改善計画」に基づき、ベース・レジストリの整備を進めています。具体的には、主に法人(商業・法人登記関係)、不動産(不動産登記関係)、アドレス(住所・所在地関係)の3つのベース・レジストリについて整備を進めています。
これらのベース・レジストリの整備が進めば、法人関係の登録などの場面で、登記事項証明書などの取り付け・提出をしなくてもよくなると思われます。いわゆる外字処理などの課題はありますが、ベース・レジストリの整備が進むことを期待します。
この解説は2026年2月時点の情報に基づいたものです。
重原 正明
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

