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- 【1分解説】日経平均株価とは?
日経平均株価(日経平均)は東京証券取引所プライム市場に上場する代表的な225銘柄の株価をもとに算出される、日本で最も有名な株価指数です。
1950年に東京証券取引所が「東証修正平均株価」として公表を始め、1970年から算出・公表の役割を日本経済新聞社が引き継ぎました。構成銘柄は、市場の流動性や業種バランスを考慮して定期的に見直され、日本経済全体の動きを幅広く反映するよう設計されています。
この指数では、株式分割や併合など、市場での売買動向とは関係なく株価が変化する場合に、指数が不自然に動かないよう算出方法が調整されています。ただし、株価の高い銘柄ほど指数全体に与える影響が大きくなるという特徴があり、言い換えれば、株価水準の高い企業の動きがやや強く反映される構造になっています。
日経平均は2024年1月にバブル期の最高値を超え、2025年10月には5万円を突破しました。背景には、円安を追い風とした輸出企業の好業績、企業統治改革の進展、外国人投資家の買い越し、そして国内個人マネーの株式市場流入などが重なっています。長期のデフレ脱却とともに、日本企業の収益力と市場への信認が再評価されつつあります。こうした動きを映す日経平均は、日本経済の「体温計」にとどまらず、「成長期待のバロメーター」として世界の注目を集めています。
この解説は2025年11月時点の情報に基づいたものです。
河谷 善夫
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

