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2025.10.16
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【1分解説】COP30とは?
白石 香織
COP30(国連気候変動枠組条約第30回締約国会議)は、2025年11月10日から21日まで、ブラジル北部アマゾンの都市ベレンで開催されます。開催地のアマゾンは、地球最大級の炭素吸収源である一方、森林破壊の進行が懸念される地域でもあり、気候危機を象徴する場として国際的な注目を集めています。
今回のCOP30は、京都議定書発効から20年、パリ協定採択から10年という節目にあたり、気候変動に向けたアクションの「次の10年(2025〜2035)」を方向づける実行フェーズの会議(Implementation COP)として位置づけられています。
COP30での主な議題は次の3点だとされています。
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気候資金(Climate Finance):COP29で合意された「1.3兆ドルロードマップ」の具体化
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適応(Adaptation):パリ協定に基づく「適応のための世界目標(Global Goal on Adaptation)」の指標合意
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エネルギー転換(Energy Transition):化石燃料からの公正で秩序立った移行
ブラジル政府は、パリ協定の1.5℃目標を達成するため、より野心的な国別削減目標(Nationally Determined Contribution, NDC)の策定と実施を各国に呼びかけています。一方で、米国が2度目のパリ協定離脱を決定したことを受け、国際協調の行方には不透明感も漂います。COP30は、多国間主義が機能し、世界が実際に行動へ移せるかどうかを試す節目の会議となることが予想されます。
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この解説は2025年10月時点の情報に基づいたものです。
白石 香織
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

