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2025.06.17
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【1分解説】レアメタルとは?
重原 正明
レアメタルとは、地球上に多く存在しない、精錬が難しいなどの理由で、希少とされる有用な金属元素のことです。ただし、純粋な金属でない元素も一部含まれます。
レアメタルには、レアアース(希土類元素)17元素のほか、チタン、コバルトなどが含まれます。定義は様々ですが、例えば1987年の経済産業省鉱業審議会レアメタル総合対策特別小委員会では31鉱種47元素としています(資料)。
ステンレスの材料となるニッケルやクロム、電池に使われるリチウムやマンガン、触媒に使われる白金、磁石の材料となるネオジムなど、レアメタルには産業上貴重なものがあります。一方その産地は中国などに偏在しており、国際的な戦略物資としての性格も持ちます。
日本にもレアメタルは存在します。宮沢賢治の「風の又三郎」の又三郎(高田三郎)の父親は、レアメタルの一種モリブデンの鉱脈を調べに子と山村に来た設定になっています。また南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)の海底に、レアアースを大量に含む泥が発見されたこともあります。ただし現在日本国内ではレアメタルの採掘は行われていません。
レアメタルを輸入に頼る日本としては、資源確保及びリサイクル等の有効利用に努め、またレアメタルを使用しない代替材料の開発にも取り組む必要があります。

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この解説は2025年6月時点の情報に基づいたものです。
重原 正明
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

