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- 【1分解説】グロース市場とは?
グロース市場とは2022年4月4日に実施された東証の市場区分の見直し(資料1)で創設された新興企業向けの市場で、それ以前の東証マザーズ市場と、JASDAQグロースを集約したものです。高い成長力を有する企業向けとされる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業が上場する市場とされています。
グロース市場は未来の日本を牽引するスタートアップの輩出が期待される市場ですが、実際に高い成長を実現する企業は少数に止まっています。東証は「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」で2023年初めよりグロース市場の在り方について検討をしてきました。創設当初よりグロース市場の企業には、「事業計画及び成長可能性に関する事項」(資料2)を少なくとも1事業年度に1度(少なくとも事業年度経過後3か月以内に1回)は開示することが義務付けられていました。これが2024年には情報開示の強化の観点から新規上場時の開示の充実、上場後の継続的な事業計画の進捗開示、IR活動の強化を求めることになりました。2024年6月に公表された政府の「新しい資本主義のグランドデザイン及び実効計画2024年改訂版」でもグロース市場の改革が示されました。さらに東証では、上場維持基準の引き上げを含む様々な検討を続けており、グロース市場の改革が今後も取り組まれることになります。


この解説は2025年3月時点の情報に基づいたものです。
河谷 善夫
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。
- 河谷 善夫
かわたに よしお
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政策調査部 シニア研究員
専⾨分野: コーポレート・ガバナンス、金融資本市場
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