- HOME
- レポート一覧
- 経済指標レポート(Indicators)
- 消費者物価指数(全国・25年3月)
- Economic Indicators
-
2025.04.18
日本経済
物価
物価指標(日本)
消費者物価指数(全国・25年3月)
~目先上振れの公算大も、政策要因や円高で年後半には鈍化か~
新家 義貴
- 要旨
-
- 本日総務省から発表された25年3月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は前年比+3.2%(市場予想:+3.2%)と、前月(+3.0%)から上昇率が0.2%Pt拡大した。エネルギー価格は2月に続いて電気・ガス代補助金により抑制されている一方で、食料品価格(生鮮除く)が上昇率を一段と高めたことが押し上げ要因となっている。
- 物価は目先、食料品を中心に高い伸びが続きそうだ。食料品は4月に一段と上昇率を高めたとみられることに加え、食料品以外についても年度替わりのタイミングでの値上げが進んだ可能性がある。4~5月についてはCPIコアがさらに上昇率を高める可能性があるだろう。
- 一方、原油安、円高の進展によりコスト上昇圧力が今後弱まることが予想されることに加え、トランプ関税による先行き不透明感の強まりを受け、政府はガソリン補助金の拡充や夏場の電気・ガス代補助金の復活等を検討するなど、物価押し下げ要因も散見されるようになってきた。政府の動き次第のところはあるが、6~7月頃にはCPIコアが+3%を割り込み、その後も上昇率の鈍化が続く可能性が出てきたことには注意しておきたい。
詳細についてはpdfファイルをご参照ください。
新家 義貴
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 新家 義貴
しんけ よしき
-
経済調査部・シニアエグゼクティブエコノミスト
担当: 日本経済短期予測
執筆者の最近のレポート
-
実質賃金はプラス継続も、先行きは再び下振れリスク(26年8月毎月勤労統計) ~所定内給与は着実に増加で賃金の基調はなお良好。物価上昇が懸念材料~
日本経済
新家 義貴
-
消費者物価指数(東京都区部・2026年9月) ~特殊要因を除いても強い。財を中心に物価上昇圧力強まる~
日本経済
新家 義貴
-
企業部門の堅調さを再確認(日銀短観・9月調査) ~物価見通しの追加的な上振れはみられずも、インフレ警戒は継続~
日本経済
新家 義貴
-
日銀金融政策決定会合(2026年9月) ~3カ月で追加利上げ、焦点は今後の利上げペースへ~
日本経済
新家 義貴
-
消費者物価指数(全国・2026年8月) ~日用品を中心に値上げ広がる。秋以降は物価上振れの可能性大~
日本経済
新家 義貴