消費者物価指数(東京都区部・25年2月)

~電気・ガス代補助金再開で下押し。備蓄米放出方針表明効果はまだ見られず~

新家 義貴

要旨
  • 25年2月の東京都区部CPIコアは前年比+2.2%と、前月の+2.5%から上昇率が0.3%Pt鈍化。電気・ガス代補助金が再開されたことの影響が大きい(電気・都市ガス代の前年比寄与度:1月+0.65%Pt → 2月+0.31%Pt)。電気・ガス代補助金による攪乱を除けば、これまでの基調から大きな変化はみられない。
  • コメ価格は前年比+77.5%と、1月の+70.7%から一段と上昇。2月の調査日は12日~14日であり、政府が備蓄米を放出する考えを表明(2月7日)したよりも後だったが、アナウンスメント効果による価格押し下げはまだ確認できない。
  • 本日の東京都区部の結果を踏まえると、3月21日に公表される25年2月の全国CPIコアは前年比+2.9%~+3.0%程度と、1月の+3.2%から鈍化することが予想される。

図表を含めた詳細についてはpdfファイルをご参照ください。

新家 義貴


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新家 義貴

しんけ よしき

経済調査部・シニアエグゼクティブエコノミスト
担当: 日本経済短期予測

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