主要経済指標予定(2024年8月26日~8月30日)

大柴 千智

要旨
  • 来週公表の指標予測は以下の通り。
  • 8月都区部消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年比+2.3%と、前月から上昇率が拡大すると予想する。エネルギー以外のコアコアは前月並みで推移する一方、前年の下落の裏が出ることもあって電気・ガス代のプラス寄与が拡大することが押し上げ要因となり、CPIコア全体では上昇率が高まるだろう。
  • 7月完全失業率/有効求人倍率はそれぞれ2.5%/1.23倍と予想する。企業の人手不足感は非常に強い状況が続いており、労働需給は引き締まっている。失業率は低水準での推移が続く見込み。
  • 7月鉱工業生産指数を前月比+3.2%と予想する。主力の輸送用機械は認証不正問題の影響で停滞感が強い一方で、世界的な半導体需要の回復を背景に生産用機械や電子・デバイスが押し上げ、鉱工業生産は2か月ぶりの上昇となるだろう。
  • 7月小売業販売額は前年比+2.0%と予想する。自動車販売の増加が押し上げに寄与する一方で、その他の財が、前月の上昇の反動もあって減少するとみられる。小売業販売額は前月比で小幅減、前年比では伸び鈍化を予想する。物価高の悪影響が残存していることもあり、個人消費の回復力は脆弱なものにとどまっている。
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大柴 千智

おおしば ちさと

経済調査部 副主任エコノミスト(~25年3月)
担当: 日本経済短期予測

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