日本経済指標:来週の指標予測と今週の振り返り

~来週は「貿易統計」「全国CPI」等に注目~

経済調査部

要旨
  • 2月の貿易収支を3,564億の黒字(原数値)と予想する。物価変動の影響を除いた実質輸出は、昨年との中国春節時期のずれによって1月に減少していた反動増がでることに加えて、12月以降にみられる米国向け自動車輸出の関税に備えた駆け込み需要が継続している可能性があり、高めの伸びとなった可能性が高い。
  • 1月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は、前月比▲0.6%の減少を予想する。11月、12月と増加してきた非製造業で反動減が出やすいことに加え、前回公表された1-3月期の見通しでも、全体で前期比▲2.3%の減少が見込まれるなど勢いは強くない。このため、1月のコア機械受注は2か月連続の減少となったとみている。
  • 2月全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年比+3.0%と、前月の+3.2%から上昇率が鈍化するだろう。食料品価格が押し上げ要因になる一方で、電気・ガス代補助金の再開によりエネルギー価格が大きく押し下げられることが影響する見込みである。
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