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- 【1分解説】FIREとは?
FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、経済的自立を達成し、一般的な定年よりも早く仕事から自由になる早期リタイアを目指す考え方を指します。ここでいう経済的自立とは、給与などの労働収入に依存せず、投資収益や資産収入によって生活費を賄える状態を意味します。
FIREが広く注目されるようになった背景には、いくつかの社会的・経済的要因があります。第一に、2000年代以降、アメリカのブログやオンラインコミュニティを通じてFIREの考え方が広まり、世界的なムーブメントとなったことがあります。第二に、給与収入だけでは将来の生活に対する安心感を得にくくなったことも影響しています。年金制度や雇用の将来に対する不確実性が高まる中、自ら資産形成を進めて経済的自由を確保しようとする意識が強まりました。
今後のFIREの動向ですが、資産形成の重要性が社会的に認識される中、各国で金融経済教育の強化や長期投資の促進が進んでおり、FIRE的な発想は今後も一定の影響力を持つと考えられます。株式市場の変動やインフレ、長寿化などを考えると、「完全に働かない早期リタイア」としてのFIREよりも、資産形成を通じて生活の選択肢を広げるためのライフデザインとしてFIREの考え方が援用され、発展していく可能性もあるとみられます。
この解説は2026年3月時点の情報に基づいたものです。
村上 隆晃
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。
- 村上 隆晃
むらかみ たかあき
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政策調査部 フェロー
専⾨分野: Financial Well-being、資産形成・運用、金融経済教育
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村上 隆晃