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2025.02.14
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【1分解説】DFFTとは?
重原 正明
DFFTとは、Data Free Flow with Trustの略で、日本発のデータ流通のコンセプトです。
DFFTは2019年1月のダボス会議で当時の安倍総理が提唱し、同年6月のG20大阪サミットの首脳宣言に盛り込まれました。DFFTは、信頼の確保できる当事者間での、国際的に自由なデータ流通の促進を目指す、というコンセプトと言えます。この実現のためには、当事者間の認証の仕組み、流通データの範囲や規格、データ取り扱いに関する規定などの整備が必要となります。
DFFTが提唱された背景には、データ収集の加速化、およびデータ高度利用要請の高まりがあります。データの大規模な収集が各所で進む中、日本がデータの活用を行うためには、安全かつ自由に国際的なデータの流通が図れる枠組みが重要です。また、企業が製品の原材料の生産者情報等の開示(トレーサビリティ)を求められるなど、諸方面でデータのより広範囲な収集とより高度な活用が求められるようになっています。
DFFT普及には日本政府も努力を重ね、海外政府と協力覚書が交わされるなど成果も上がっています。DFFTはデータ活用でよりよい未来を築くための日本発のコンセプトであり、多くの国に受け入れられることを期待します。
この解説は2025年2月時点の情報に基づいたものです。
重原 正明
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。