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- 【1分解説】CAPMFとは?
CAPMFとは、Climate Actions and Policies Measurement Frameworkの頭文字をとった略称で、気候変動対策のアクション・政策を計測するためのフレームワークです。経済協力開発機構(OECD)の気候変動対策に関する国際的なプロジェクトであるIPAC(International Programme for Action on Climate)が開発しました。
CAPMFは、セクター別政策、セクター横断的政策、国際政策の3つのブロックから成り立っており、それぞれ複数の要素で構成されています。主な構成要素には、セクター別政策の実施状況(市場原理に基づく/基づかない)、温室効果ガス排出量の削減目標、公的な研究開発への支出、化石燃料の製造に関する政策、気候変動に関するガバナンス枠組、国際協力、国際的な公共資金調達、温室効果ガス排出量データの開示などが含まれます(資料)。CAPMFに基づいて整備された各種データは、データベースとしてオンライン上で公開されています。
CAPMFには、2022年時点でIPACに加盟するOECD加盟国以外の国も含む52ヶ国において2000年から2020年までに実施された128の政策指標が用いられており、長期的かつ広範囲にわたる豊富なデータが使われているのが特徴です。国際的なレベルで各国の気候変動対策の実施状況やその厳格さを把握する際に、有効なツールだと言えるでしょう。

この解説は2024年7月時点の情報に基づいたものです。
田村 洸樹
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

