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2025.01.31
米国経済
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米国経済は24年末にかけて堅調持続 (24年4QGDP:1次推計)
~個人消費が成長の牽引役~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 24年10-12月期の実質GDP成長率(1次推計)は、在庫投資の押し下げによって前期比年率+2.3%(7-9月期同+3.1%)と減速し、市場予想の同+2.6%(筆者予想同+2.7%)を下回ったが、潜在成長率と推測される同+1.8%を上回る成長を維持した。また、個人消費が同+4.2%(同+3.7%)と加速し高い伸びとなっており、米国経済は堅調さを維持していると判断される。
- 10-12月期の設備投資は、大統領選による政策の先行き不透明感の高まりや民間航空機メーカーなどのストライキの影響で、前期比年率▲2.2%(7-9月期同+4.0%)と減少に転じた。情報化投資が同▲1.7%(同+8.7%)、輸送機器投資が同▲14.0%(同+22.1%)と減少に転じた他、建設投資が同▲1.1%(同▲5.0%)と減少を続けた。また、増産投資が同+1.1%(同+5.7%)、知的財産投資が同+2.6%(同+3.1%)と鈍化した。一方、個人消費は同+4.2%(同+3.7%)と高い伸びに加速した。非耐久財が鈍化したものの、サービスが小幅加速した他、自動車などの耐久財が大幅に加速した。個人消費は、良好な雇用・所得環境、株価や住宅価格の上昇による資産効果、消費者マインドの安定等を背景に、拡大ペースを速めた。また、住宅投資はハリケーン被害の復興需要、建設業者のマインドの改善等によって同+5.3%(同▲4.3%)と増加に転じた。 以上より、民間国内最終需要は、同+3.2%(同+3.4%)と高い伸びを維持し、民間需要の好調持続を示した。また、政府支出が同+2.5%(同+5.1%)と減速したことで、実質国内最終需要が同+3.1%(同+3.7%)と減速したものの高い伸びを保っており、国内需要は堅調さを維持した。このような中、純輸出のGDP寄与が、輸入の減少によって同+0.04%(同▲0.43%)とプラス寄与に転じた一方、在庫投資のGDP寄与が同▲0.93%(同▲0.22%)とマイナス幅を拡大したため、実質GDP成長率は同+2.3%(同+3.1%)と減速した。
- 米国の経済成長の基調をみると、3四半期移動平均で10-12月期の実質GDPは前期比年率+2.8(前期同+2.6%)と加速し高い伸びとなった他、実質国内最終需要が前期比年率+3.2%(前期同+3.1%)と高い伸びを続けており、米経済は堅調さを維持している。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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