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2024.07.10
日本経済
物価指標(日本)
企業物価指数(2024年6月)
~電気・ガス代補助金の半減で前年比上昇率が拡大~
大柴 千智
- 要旨
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- 6月の国内企業物価は、前年比+2.9%となり、前月の同+2.6%から上昇率が+0.3%pt拡大した。今月の上昇率拡大の理由は、電気・ガス代補助金が6月請求分から半減されたことで、電気・ガス代の前年比寄与度が押し上げられたことにある。
- 政策要因による攪乱を受けやすいエネルギー価格を除いた部分では、国内企業物価は前年比+2.6%と、前月から横ばいとなった。多くの品目で前年比は鈍化傾向を辿っているものの、輸入物価の上昇などを背景とした根強い価格転嫁圧力によって、鈍化ペースは緩やかに留まっている。
- 先行きの国内企業物価は、年内は+2%台後半での前年比上昇が続くと見込んでいる。電気・ガス代補助金が7月、8月は一旦終了することから、来月には一旦3%台まで伸びが高まる可能性もあるだろう。その後は、9月~11月はふたたび補助金が復活することで、当初想定されていたよりも国内企業物価を+0.3%pt程度押し下げる見込みだ。政策要因で攪乱されやすい状況が続くが、エネルギーを除いた部分でも円安を背景に上昇圧力は強く、上振れに注意が必要だろう。
図表等を含めた詳細はPDFファイルをご覧ください。
大柴 千智
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 大柴 千智
おおしば ちさと
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経済調査部 副主任エコノミスト(~25年3月)
担当: 日本経済短期予測
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