消費者物価指数(全国・24年5月)

~電気代急上昇の一方、コアコアは弱め~

新家 義貴

要旨
  • 5月の全国CPIコアは前年比+2.5%と、前月の+2.2%から上昇率が0.3%Pt拡大。コアコアが弱めで事前予想をやや下回る結果。
  • 再エネ賦課金単価の引き上げによる電気代の上昇が、CPI上昇率拡大の主因。一方、コアコアは鈍化傾向持続で、今のところ円安による価格転嫁加速や人件費増によるサービス価格上振れ等は確認できず。
  • 先行き、負担軽減策終了の影響で6、7月の電気・ガス代は一段の上昇へ。夏場のCPIコアは+2%台後半まで上昇率が拡大する可能性大。コアコアは、円安の進展や賃金の増加が押し上げ要因になる一方、消費の弱さがネックに。
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新家 義貴

しんけ よしき

経済調査部・シニアエグゼクティブエコノミスト
担当: 日本経済短期予測

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