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2024.06.10
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米国 5月雇用統計は強弱入り混じるも利下げ予想後ずれ
~雇用が大幅に増加した一方、失業率は4%に上昇~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 24年5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加ペースや平均時給の上昇率が加速した一方、失業率が4.0%に上昇するなど、強弱入り混じる内容となり、労働市場のバランス改善の小休止が示唆された。FF金利先物は、非農業雇用者数の増加ペースや賃金の加速を受け、9月のFOMCでの利下げの織り込み度合いを前日の50.5%から49.0%に弱めたうえ、その後の利下げペースの鈍化を示した。また、10年国債利回りは上昇、ドルは主要通貨に対して強含み、株価は下落した。
- 5月の非農業部門雇用者数(事業所調査)が前月差+27.2万人(前月同+16.5万人)と加速し、市場予想中央値(ブルームバーグ集計)の同+18.0万人(筆者予想同+16.8万人)を大幅に上回った(3、4月合計1.5万人下方修正)。政府部門が前月差+4.3万人(前月同+0.7万人)と加速したほか、民間部門が同+22.9万人(前月同+15.8万人)と加速し、市場予想中央値(ブルームバーグ集計)の同+16.5万人(筆者予想同+15.5万人)を上回った。
- 5月の失業率(U3、家計調査)は、4.0%(前月3.9%)と22年1月以降で初めて4%台に上昇し、市場予想中央値3.9%(筆者予想3.8%)を上回った。自然失業率と推計される4.1%を小幅下回ったものの、労働参加率が62.5%(前月62.7%)と低下したことで、失業率の上昇が抑えられており、参加率が前月と同率だった場合、失業率は4.2%に上昇していた。
グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。
桂畑 誠治
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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