米国製造業生産が予想に反し縮小(4月鉱工業生産)

~基調としては生産の拡大モメンタムが復活するなど明るい兆し~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年4月の鉱工業生産は、前月比0.0%(前月同+0.4%)と市場予想の同+0.1%を下回った(筆者予想同+0.3%)。公益が気温の上昇等により同+2.8%(前月同+1.6%)とプラス幅を拡大したほか、鉱業が前月比▲0.6%(同▲1.1%)と減少幅を縮小した一方、製造業が前月比▲0.3%(同+0.2%)と市場予想の同+0.1%に反して減少した(23年11月-24年3月合計0.2%下方修正)。4月に拡大した業種数は、11業種と前月の9業種から増加したが、石油・石炭、自動車・同部品などの落ち込みが大きくなり全体が押し下げられた。ただし、自動車生産は、販売が底堅く推移しているうえ、在庫も抑制されていることから、5月に再び拡大するとみられる。
  • 3ヶ月移動平均・3ヶ月前対比年率では、製造業が4月に+2.3%(前月▲0.4%)と10ヵ月ぶりにプラスとなった。鉱工業全体も同+1.1%(前月▲1.1%)とプラスに転じており、生産の拡大モメンタムが復活した。

図表など詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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