- HOME
- レポート一覧
- 経済指標レポート(Indicators)
- 米国製造業生産が予想に反し縮小(4月鉱工業生産)
- US Indicators
-
2024.05.17
米国経済
投資指標(米国)
生産指標(米国)
米国製造業生産が予想に反し縮小(4月鉱工業生産)
~基調としては生産の拡大モメンタムが復活するなど明るい兆し~
桂畑 誠治
- 要旨
-
- 24年4月の鉱工業生産は、前月比0.0%(前月同+0.4%)と市場予想の同+0.1%を下回った(筆者予想同+0.3%)。公益が気温の上昇等により同+2.8%(前月同+1.6%)とプラス幅を拡大したほか、鉱業が前月比▲0.6%(同▲1.1%)と減少幅を縮小した一方、製造業が前月比▲0.3%(同+0.2%)と市場予想の同+0.1%に反して減少した(23年11月-24年3月合計0.2%下方修正)。4月に拡大した業種数は、11業種と前月の9業種から増加したが、石油・石炭、自動車・同部品などの落ち込みが大きくなり全体が押し下げられた。ただし、自動車生産は、販売が底堅く推移しているうえ、在庫も抑制されていることから、5月に再び拡大するとみられる。
- 3ヶ月移動平均・3ヶ月前対比年率では、製造業が4月に+2.3%(前月▲0.4%)と10ヵ月ぶりにプラスとなった。鉱工業全体も同+1.1%(前月▲1.1%)とプラスに転じており、生産の拡大モメンタムが復活した。
図表など詳細につきましては本文をご覧ください。
桂畑 誠治
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
-
経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
執筆者の最近のレポート
-
9月FOMC議事録:タカ派姿勢に滲む「データ依存」の慎重さ ~FRBは年内追加利上げを視野に入れるも、決定は今後の経済指標次第~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国内需堅調もインフレ圧力再燃(2026年9月ISM非製造業) ~仕入価格74.0へ高止まり、FRBの高金利長期化がドル高・金利上昇要因に~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:9月雇用統計はFRBに時間的猶予を与える内容 ~10月FOMC利上げ観測後退、トランプ2.0下での労働市場の「綱渡り均衡」が継続~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国9月ISM製造業は高水準維持も仕入価格が再急騰 ~AI・防衛等の需要が下支えも、インフレ懸念で米金利上昇・ドル強含み~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:9月CB消費者信頼感は物価高を受け81.9へ急落 ~消費者マインドの悪化は個人消費の下振れ要因に~
米国経済
桂畑 誠治
関連テーマのレポート
-
米国内需堅調もインフレ圧力再燃(2026年9月ISM非製造業) ~仕入価格74.0へ高止まり、FRBの高金利長期化がドル高・金利上昇要因に~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国9月ISM製造業は高水準維持も仕入価格が再急騰 ~AI・防衛等の需要が下支えも、インフレ懸念で米金利上昇・ドル強含み~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国9月PMIが約5年ぶり高水準に急伸、景気は再加速 ~AI需要とインフレリスクで強まるFRBの追加利上げ観測~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国8月製造業生産は予想外の縮小(鉱工業生産統計) ~基調ではAI需要下支えも二極化鮮明、通期加速シナリオは不変~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:非製造業はさらに拡大ペース加速(2026年8月ISM) ~地政学リスク緩和と強靭な内需が支える一方、強まるインフレ圧力~
米国経済
桂畑 誠治