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エアコン普及率の国際比較

~日本は9割超、欧州や東南アジアは3割未満~

前田 和馬

要旨
  • 連日の猛暑が続いている。日本に留まらず世界的に猛暑が頻発するなか、国際エネルギー機関(IEA)は世界のエアコン設置台数が2025年の24億台から50年には約56億台に達し、現状から2.3倍拡大すると予想する。
  • エアコン需要は中国やインドなどのアジア諸国で拡大しており、これらの国々におけるエアコン普及率は上昇傾向にある。ただ、日本や米国の普及率が9割に達する一方、東南アジアやインドの普及率は3割以下に留まるなど、普及率の差は依然大きい。エアコン普及率は所得水準で大きく異なり、例えば東アジア・太平洋地域では所得上位2割の普及率が79%に達する一方、下位2割は同22%に留まる。
  • エアコンによる世界の電力需要は、普及拡大と稼働率上昇を背景に2015年以降で約50%増加した。また、新興国を中心に省エネ基準等が強化されず、安価だが低効率なエアコンの普及が継続する場合、IEAは2050年のエアコンによるエネルギー需要が25年から2.3倍へ拡大すると試算する。

図表
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【参考文献】

  • International Energy Agency (2018), “The Future of Cooling: Opportunities for Energy-Efficient Air Conditioning,” IEA, Paris.

  • International Energy Agency (2025), “Staying Cool Without Overheating the Energy System,” IEA, Paris.

  • International Energy Agency (2026). “Cooling a Hotter World: El Niño Meets Strong Growth in Global Electricity Demand,” IEA, Paris.

以 上

前田 和馬


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