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2026.08.04
世界経済
所得・消費
環境・エネルギー・GX
エアコン普及率の国際比較
~日本は9割超、欧州や東南アジアは3割未満~
前田 和馬
- 要旨
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- 連日の猛暑が続いている。日本に留まらず世界的に猛暑が頻発するなか、国際エネルギー機関(IEA)は世界のエアコン設置台数が2025年の24億台から50年には約56億台に達し、現状から2.3倍拡大すると予想する。
- エアコン需要は中国やインドなどのアジア諸国で拡大しており、これらの国々におけるエアコン普及率は上昇傾向にある。ただ、日本や米国の普及率が9割に達する一方、東南アジアやインドの普及率は3割以下に留まるなど、普及率の差は依然大きい。エアコン普及率は所得水準で大きく異なり、例えば東アジア・太平洋地域では所得上位2割の普及率が79%に達する一方、下位2割は同22%に留まる。
- エアコンによる世界の電力需要は、普及拡大と稼働率上昇を背景に2015年以降で約50%増加した。また、新興国を中心に省エネ基準等が強化されず、安価だが低効率なエアコンの普及が継続する場合、IEAは2050年のエアコンによるエネルギー需要が25年から2.3倍へ拡大すると試算する。

【参考文献】
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International Energy Agency (2018), “The Future of Cooling: Opportunities for Energy-Efficient Air Conditioning,” IEA, Paris.
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International Energy Agency (2025), “Staying Cool Without Overheating the Energy System,” IEA, Paris.
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International Energy Agency (2026). “Cooling a Hotter World: El Niño Meets Strong Growth in Global Electricity Demand,” IEA, Paris.
前田 和馬
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一ライフ資産運用経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。

