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2025.10.01
米国経済
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米国労働市場の更なる軟化を示す(9月CB消費者信頼感)
~個人消費の減速を示唆~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 25年9月のCB消費者信頼感指数は、94.2(前月97.8:改定前97.4)と前月比▲3.6ポイント低下し市場予想中央値の96.0を下回った。指数の水準は低く、個人消費の減速を示唆している。現状指数が125.4(前月132.4:改定前131.2)と前月比▲7.0ポイントと大幅に低下したほか、期待指数が73.4(前月74.7:改定前74.8)と同▲1.3ポイント低下した。
- 9月は、金利が低下し、株価が最高付近で推移したにもかかわらず、現状の雇用に対する楽観的な見方がさらに弱まり、労働市場の軟化が続いていることが示された。高い不確実性のもと、企業が採用に慎重な姿勢を継続している。現在の景気に対する楽観的な見方も徐々に失われつつあり、景気の減速傾向が示唆された。先行きに関しては、景気、雇用に対する悲観的な見方を強めていることから、消費行動が慎重になる可能性を示している。
- 現状指数の構成項目では、「景気」、「雇用」がプラス幅を縮小した。現在の景気に対する判断(「良い」-「悪い」)が+4.1とプラス幅を縮小し、現在の景気に対する楽観的な見方を弱めた。また、現在の雇用機会に対する判断(「充分」-「困難」)は+7.8とプラス幅を縮小し、現在の労働市場に対する楽観的な見方が弱まった。
- 期待指数の構成項目では、「収入」がプラス幅を拡大した一方、「景気」、「雇用」がマイナス幅を拡大した。6ヵ月後の収入に対する見方(「増加する」-「減少する」)は、+5.9とプラス幅を拡大し、収入に対する楽観的な見方を強めた。しかし、6ヵ月後の景気に対する見方(「良くなる」-「悪くなる」)は、▲3.6とマイナス幅を拡大し、景気の先行きに対する悲観的な見方を強めた。また、6ヵ月後の雇用に対する見方(「多くなる」-「少なくなる」)は▲9.5とマイナス幅を拡大、雇用の先行きに対する悲観的な見方を強めた。
- インフレに関しては、1年先のインフレ見通しが5.8%(前月6.1%)と低下したが、水準は依然高く、インフレへの懸念は強い。
- 年内のCB消費者信頼感調査では、景気減速や労働市場の軟化が続くもと、現状指数は小幅低下すると見込まれる。一方、先行きは、インフレへの懸念が残存するなか、金利の低下期待の高まりや、景気悪化懸念の弱まりによって、期待指数の若干の上昇が見込まれる。この結果、CB消費者信頼感指数は、9月水準から上昇し、個人消費の下支え要因になると予想される。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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