2024年10-12月期GDP(2次速報値)

~在庫の下振れにより小幅下方修正~

新家 義貴

要旨
  • 実質GDP成長率(2次速報)は前期比年率+2.2%と、1次速報の前期比年率+2.8%から下方修正。在庫投資が1次速報対比で下振れたことが下方修正の主因。在庫以外では全体的に修正は限られており、景気認識に修正をもたらす結果ではない。
  • 10-12月期は2次速報でも高成長だが、輸入の減少により成長率が大きく押し上げられていることや、個人消費などの内需が足踏みとなっていることなど内容は今一つで、割り引いてみる必要がある。見かけ上の成長率は高いものの、実態としては景気の緩やかな回復傾向が続いているといった程度の評価が妥当。
  • こうした高成長は持続的ではなく、25年1-3月期の実質GDPは小幅マイナス成長に転じる可能性がある。物価上昇による個人消費の足踏みや外需の下押しが懸念材料。
  • 25年の景気は緩やかに回復する可能性が高いが、内外需とも牽引役に欠けるなか、加速感が出るには至らないと予想する。

図表を含めた詳細についてはPDFファイルをご参照ください。

新家 義貴


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。

新家 義貴

しんけ よしき

経済調査部・シニアエグゼクティブエコノミスト
担当: 日本経済短期予測

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