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2025.01.20
米国経済
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米国 生産拡大も基調は依然弱い(12月鉱工業生産)
~ハイテク関連は堅調も自動車、一般機械などが停滞~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 24年12月の鉱工業生産は、前月比+0.9%(前月同+0.2%)と市場予想中央値の同+0.3%を大幅に上回ったうえ、24年7月-11月に合計0.3%上方修正された。鉱業がガソリン需要の拡大等で同+1.8%(同▲0.5%)、公益が気温の低下等を受け同+2.1%(同▲0.7%)と増加に転じた。また、製造業が同+0.6%(同+0.4%)と加速、市場予想中央値の同+0.2%を上回ったうえ、24年7月-11月合計で0.3%上方修正されており、市場想定よりもかなり強い内容となった。製造業は、航空機メーカーでのストライキ終了のほか、底堅い需要を背景に拡大ペースが加速した。米民間航空機大手メーカーでのストライキが11月に終了し、12月に主力機種の生産が再開されたことで、航空機・同部品の生産が拡大し、航空宇宙・その他輸送機器は前月比+6.3%(前月+0.5%:速報▲2.6%から上方修正)と加速した。航空機・同部品は、12月の生産全体を+0.2%p押し上げた。
- 生産の基調をみると、3ヶ月移動平均・3ヶ月前対比年率で製造業生産が12月に▲1.2%(前月▲2.1%)、鉱工業生産が同▲0.8%(前月▲2.4%)とマイナス幅を縮小した。7、9、10月のハリケーン襲来のほか、9、10月の民間航空機大手メーカーでのストライキによる生産活動の落ち込みの悪影響が弱まり始めているものの、生産の基調は依然弱い。 製造業の業種別生産動向を前月比でみると、拡大した業種は、拡大幅の大きい順に、航空宇宙・その他輸送機器(+6.3%)、一次金属(+1.7%)、石油・石炭製品(+1.6%)、印刷・同サポート(+1.5%)、アパレル・皮革(+1.2%)、加工金属(+0.9%)、化学(+0.8%)など13業種(前月11業種)に増加した。また、ハイテク部門は、前月比+1.1%(前月0.0%)と加速した。
- 25年の製造業生産は、国内需要の緩やかな拡大が続くもと、先行き不透明感の払拭、循環的な拡大等を背景に、前年比+0.6%と小幅増加すると見込まれる。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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