- HOME
- レポート一覧
- 経済指標レポート(Indicators)
- 急低下し米個人消費の減速示唆(12月CB消費者信頼)
- US Indicators
-
2024.12.24
米国経済
米国経済見通し
景気指標(米国)
消費指標(米国)
雇用指標(米国)
物価指標(米国)
その他指標(米国)
急低下し米個人消費の減速示唆(12月CB消費者信頼)
~利下げ期待の後退、トランプ・インフレへの懸念等を受け期待指数が大幅低下~
桂畑 誠治
- 要旨
-
- 24年12月のCB消費者信頼感指数は、104.7(前月112.8:改定前111.7)と市場予想中央値の113.2への上昇に反して、前月比▲8.1ポイント低下した。現状指数が140.2(前月141.4:改定前140.9)と前月比▲1.2ポイント低下したほか、期待指数が81.1(前月93.7:改定前92.3)と同▲12.6ポイント低下した。
- 12月のCB消費者信頼感指数では、現状について労働市場の改善を示したが、景気の弱まりを示している。さらに、将来に関して、利下げ期待の後退、関税賦課によるインフレ、景気への懸念等を背景に、消費者が雇用に悲観的になった他、景気、収入増への楽観的な見方を弱めており、全体として個人消費の減速を示唆している。
- 現状指数の構成項目では、「雇用」がプラス幅を拡大した一方、「景気」がプラス幅を縮小した。現在の雇用機会に対する判断(「充分」-「困難」)は+22.2(前月+18.4:改定前+18.2)とプラス幅を拡大しており、現在の労働市場に対する楽観的な見方が強まった。一方、現在の景気に対する判断(「良い」-「悪い」)が+2.4(前月+6.3:改定前+6.0)とプラス幅を縮小、現在の景気に対する楽観的な見方を弱めた。
- 期待指数の構成項目では、「景気」、「収入」がプラス幅を縮小したうえ、「雇用」がマイナスに転じた。6ヵ月後の景気に対する見方(「良くなる」-「悪くなる」)は、+3.4(前月+8.8:改定前+8.1)とプラス幅を縮小し、景気の先行きに対する楽観的な見方を弱めた。また、6ヵ月後の収入に対する見方(「増加する」-「減少する」)は、+2.9(前月+8.6:改定前+7.2)とプラス幅を縮小し、収入に対する楽観的な見方を弱めた。さらに、6ヵ月後の雇用に対する見方(「多くなる」-「少なくなる」)は▲2.2(前月+4.9:改定前+2.2)とマイナスに転じ、雇用の先行きに対して悲観的となった。
右上にある「PDF閲覧のアイコン」をクリックしてご覧下さい。
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
-
経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
執筆者の最近のレポート
-
9月FOMC議事録:タカ派姿勢に滲む「データ依存」の慎重さ ~FRBは年内追加利上げを視野に入れるも、決定は今後の経済指標次第~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国内需堅調もインフレ圧力再燃(2026年9月ISM非製造業) ~仕入価格74.0へ高止まり、FRBの高金利長期化がドル高・金利上昇要因に~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:9月雇用統計はFRBに時間的猶予を与える内容 ~10月FOMC利上げ観測後退、トランプ2.0下での労働市場の「綱渡り均衡」が継続~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国9月ISM製造業は高水準維持も仕入価格が再急騰 ~AI・防衛等の需要が下支えも、インフレ懸念で米金利上昇・ドル強含み~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:9月CB消費者信頼感は物価高を受け81.9へ急落 ~消費者マインドの悪化は個人消費の下振れ要因に~
米国経済
桂畑 誠治
関連テーマのレポート
-
9月FOMC議事録:タカ派姿勢に滲む「データ依存」の慎重さ ~FRBは年内追加利上げを視野に入れるも、決定は今後の経済指標次第~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国内需堅調もインフレ圧力再燃(2026年9月ISM非製造業) ~仕入価格74.0へ高止まり、FRBの高金利長期化がドル高・金利上昇要因に~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:9月雇用統計はFRBに時間的猶予を与える内容 ~10月FOMC利上げ観測後退、トランプ2.0下での労働市場の「綱渡り均衡」が継続~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国9月ISM製造業は高水準維持も仕入価格が再急騰 ~AI・防衛等の需要が下支えも、インフレ懸念で米金利上昇・ドル強含み~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:9月CB消費者信頼感は物価高を受け81.9へ急落 ~消費者マインドの悪化は個人消費の下振れ要因に~
米国経済
桂畑 誠治