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2024.11.29
米国経済
景気指標(米国)
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その他指標(米国)
米国 11月CB消費者マインドは利下げを受け改善
~現状、期待がともに上昇~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 24年11月のCB消費者信頼感指数は、111.7(前月109.6:改定前108.7)と市場予想中央値の111.8を下回ったものの、前月比+2.1ポイント上昇した。現状指数が140.9(前月136.1:改定前138.0)と前月比+4.8ポイント上昇したほか、期待指数が92.3(前月91.9:改定前89.1)と同+0.4ポイント上昇した。11月のCB消費者信頼感指数では、現状について景気の強まりや労働市場の改善を示唆しており、早急な利下げの必要ないことを示している。また、将来に関して、FRBの利下げを受けて消費者が景気、雇用、収入増への楽観的な見方を強めており、全体として個人消費の堅調持続を示唆している。
- 現状指数の構成項目では、「景気」、「雇用」がプラス幅を拡大した。現在の景気に対する判断(「良い」-「悪い」)が+6.0(前月+5.3)とプラス幅を拡大し、現在の景気に対する楽観的な見方を強めた。また、現在の雇用機会に対する判断(「充分」-「困難」)は+18.2(前月+16.5)とプラス幅を拡大しており、現在の労働市場に対する楽観的な見方が強まった。
- 期待指数の構成項目では、「収入」がプラス幅を縮小した一方、「景気」、「雇用」がプラス幅を拡大した。6ヵ月後の収入に対する見方(「増加する」-「減少する」)は、+7.2(前月+7.7)とプラス幅を縮小し、収入に対する楽観的な見方を弱めた。一方、6ヵ月後の景気に対する見方(「良くなる」-「悪くなる」)は、+8.3(前月+8.1)とプラス幅を拡大し、景気の先行きに対する楽観的な見方を強めた。また、6ヵ月後の雇用に対する見方(「多くなる」-「少なくなる」)は+3.9(前月+2.2)とプラス幅を拡大、雇用の先行きに対する楽観的な見方を強めた。
- 25年前半のCB消費者信頼感調査では、利下げ期待を受けた市場金利の低下や、景気の先行きに対する楽観的な見方等が、期待指数の上昇に繋がる可能性が高い。一方、高い政策金利や信用状況の引き締まり、コスト増加等による景気の減速、労働需給の一段の緩和を背景に、現状指数が低下すると見込まれる。この結果、CB消費者信頼感指数は100程度に低下し、個人消費の緩やかな拡大の一因になると予想される。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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