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2024.11.14
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米国 予想通りコアCPIは下げ渋り(10月CPI)
~FF先物は12月FOMCでの25bp利下げ織り込みを強め25年末のFF金利水準低下~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 24年10月の消費者物価(総合)は、前月比+0.2%(前月同+0.2%)と市場予想中央値と一致した(筆者予想同+0.2%)。ガソリン等が小幅の下落にとどまったことでエネルギーが前月比▲0.0%(同▲1.9%)と下落幅を縮小した一方、食品が肉、卵等の下落、外食の伸び鈍化によって前月比+0.2%(前月同+0.4%)と低下したほか、エネルギー・食品を除く消費者物価(CPIコア)が同+0.3%(同+0.3%)と市場予想中央値と一致した(筆者予想同+0.3%)。CPIコアの上昇率が若干高いものの、中古車、ホテルなどが港湾ストや相次ぐハリケーン襲来の影響等によって一時的に押し上げられたとみられる。
- 予想通りのCPI統計を受け、FF金利先物が織り込む12月17,18日のFOMCでの25bpの利下げの可能性は、約79%と前日の約59%から上昇した。また、FF金利先物が示す25年末のFFレートの水準は、約3.8%(前日約3.9%)に低下した。
- CPIコアでは、財コアが前月比+0.0%(前月同+0.2%)と横ばいに低下したほか、サービスコアが同+0.3%(同+0.4%)と低下した。
- CPIコアの上昇モメンタムをみると、6ヵ月前対比年率で+2.6%(前月+2.6%)と依然高い伸びにとどまっているが、低下傾向を辿っている。3ヵ月前対比年率で+3.6%(前月+3.1%)と再上昇しており、短期的にインフレ圧力が再燃しているものの、港湾ストや相次ぐハリケーン襲来の影響等によって押し上げられたとみられ、今後落ち着きを取り戻すと考えられる。
- 前年同月比の動きをみると、総合が+2.6%(前月+2.4%)と上昇し市場予想中央値と一致した(筆者予想+2.5%)。食品が+2.1%(同+2.3%)と低下した一方、エネルギーが▲4.9(同▲6.8%)と下落幅を縮小したほか、CPIコアが+3.3%(同+3.3%)と市場予想中央値(筆者予想+3.3%)と一致したが、+3.33%(同+3.31%)と小幅上昇した。CPIコアでは、財コアが▲1.00%(前月▲0.96%)と下落幅を拡大した一方、サービスコアが+4.8%(同+4.7%)と上昇した。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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前田 和馬