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2024.10.18
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米国 小売の基調は力強さを増した(9月小売売上)
~7-9月期の実質個人消費は前期比年率+3%台に加速へ~
桂畑 誠治
- 要旨
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24年9月の小売・飲食サービス売上高は、前月比+0.4%(前月同+0.1%)と市場予想中央値(ブルームバーグ集計)の同+0.3%を上回った(筆者予想同+0.3%)。主要13業態のうち3業態(前月7業態)が縮小した一方、9業態(前月5業態)が拡大した。市場予想を大幅に上回る内容だった小売統計等を受け、FF先物の11月FOMCでの25bpの利下げ織り込みが若干低下したものの、高い政策金利水準やインフレの低下傾向などもあり、25bpの利下げ予想は変わらない。
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鈍い住宅販売の影響を受けた家具、家電や、価格下落の影響でガソリンスタンドの減少幅が拡大し、無店舗小売が前月の高い伸びの反動で鈍化した。一方、通常の需要にハリケーン襲来や港湾ストに備えた需要もあり、食品・飲料、衣料品、一般小売が増加に転じたほか、建設資材、薬局が加速した。また、良好な需要を映じて、スポーツ用品・本・趣味用品、その他小売、飲食店が加速した。自動車・同部品はほぼ横ばいとなった。
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他の分類では、自動車を除く小売・飲食サービス売上高が前月比+0.5%(前月同+0.2%)と市場予想中央値の同+0.1%を大幅に上回った。また、GDPの算出に使用される自動車・ガソリン・建材・飲食店を除く小売・飲食サービス売上高は、前月比+0.7%(前月同+0.3%)と加速し市場予想中央値の同+0.3%を大幅に上回った。
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さらに、小売売上高の基調を判断するうえで重要なコア小売売上高(自動車・ガソリン・建材を除く小売・飲食サービス売上高)は、前月比+0.8%(前月同+0.3%)と加速した(7、8月合計0.1%上方修正)。コア小売売上高は、3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率で+6.2%(前月+5.3%)とプラス幅を拡大したほか、7-9月期に前期比年率+6.2%と4-6月期の同+3.1%から大幅に加速し、力強さを増した。
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7-9月期の実質個人消費は、政策への懸念の強まりや先行き不安の高まり、節約志向の強まりなどの影響を受けながらも、実質給与所得の増加、企業の販促、資産効果等を背景に、前期比年率+3.3%(4-6月期同+2.8%)と堅調さを維持したと予想される。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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