米国 2ヵ月連続でコアCPIが上振れ(9月CPI)  

 ~FF先物は11月FOMCでの25bp利下げ織り込み維持も25年末のFF金利水準上昇~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年9月の消費者物価(総合)は、前月比+0.2%(前月同+0.2%)と市場予想中央値の同+0.1%を上回った(筆者予想同+0.1%)。ガソリンの下落などによりエネルギーが前月比▲1.9%(同▲0.8%)と下落幅を拡大した一方、食品が牛肉、果物・野菜、卵等の押し上げによって前月比+0.4%(前月同+0.1%)と上昇したほか、エネルギー・食品を除く消費者物価(CPIコア)が同+0.3%(同+0.3%)と市場予想中央値(同+0.2%)を2ヵ月連続で上回った(筆者予想同+0.2%)。
  • FF金利先物が示す25年末のFFレートの水準は、弱い内容だった9月ISM製造業景気指数が発表された10月1日に約2.9%に低下した後、良好な内容だった9月雇用統計の公表された10月4日に3.3%と上昇し、コアCPIが再上昇した9月CPI統計の公表された10月10日に3.4%まで上昇した。ただし、CPIと同時刻に公表された週間新規失業保険申請件数が予想よりも悪化したため、FF金利先物が織り込む11月FOMCでの25bpの利下げの可能性は、86%と80.3%から上昇した。

グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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