- HOME
- レポート一覧
- 経済指標レポート(Indicators)
- 米国 8月小売売上は個人消費の堅調さを示す
- US Indicators
-
2024.09.18
米国経済
金融市場
米国金融政策
株価
為替
金利
消費指標(米国)
その他指標(米国)
米国 8月小売売上は個人消費の堅調さを示す
~7-9月期の実質個人消費は前期比年率+3%台に加速へ~
桂畑 誠治
- 要旨
-
- 24年8月の小売・飲食サービス売上高は、前月比+0.1%(前月同+1.1%)と市場予想中央値(ブルームバーグ集計)の同▲0.2%に反して増加した(筆者予想同+0.2%)。7月に高い伸びとなった後にもかかわらず、拡大を続けた。
- 前月に高い伸びとなった自動車・同部品、家具、家電、一般小売のほか、価格値下がりの影響を受けたガソリンスタンド、悪天に備えた買いだめの反動で食品・飲料、例年よりも高い気温で衣料品が減少に転じた。一方、スポーツ用品・本・趣味用品、その他小売、無店舗小売が増加に転じた。
- 小売売上高の基調を判断するうえで重要なコア小売売上高(自動車・ガソリン・建材を除く小売・飲食サービス売上高)は、前月比+0.2%(前月同+0.4%)と減速した。ただし、コア小売売上高は、6、7月合計で0.1%上方修正されたほか、3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率で+4.9%(前月+4.3%)とプラス幅を拡大、7-9月期も前期比年率+4.3%と4-6月期の同+3.1%から加速しており、堅調さを維持した。
- 7-9月期の実質個人消費は、政策への懸念の強まりや先行き不安の高まり、節約志向の強まりなどの影響を受けながらも、実質給与所得の増加、企業の販促、資産効果等を背景に、前期比年率+3.3%(4-6月期同+2.9%)と堅調さを維持すると予想される。
グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。
桂畑 誠治
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
-
経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
執筆者の最近のレポート
-
FRBの次の一手はインフレ次第、高止まりなら利上げへ ~「語らない」ウォーシュ新議長の誕生で、議事録の重要性が急上昇~
金融市場
桂畑 誠治
-
米国:非製造業は小幅鈍化も堅調な国内需要が下支え(6月ISM) ~地政学リスクの緩和も根強いインフレ圧力~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:雇用者数が減速も失業率は低下(26年6月雇用統計) ~トランプ2.0の供給制約と根強い労働需要を背景に、失業率は低位安定~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:不確実性下の前倒し発注が指数を下支え(6月ISM製造業) ~コスト増圧力は根強いが、6カ月連続の拡大圏維持~
米国経済
桂畑 誠治
-
ウォーシュFRB議長、インフレリスクの緩和を示唆 ~引き続きフォワードガイダンスを示さず~
金融市場
桂畑 誠治
関連テーマのレポート
-
米国:非製造業は小幅鈍化も堅調な国内需要が下支え(6月ISM) ~地政学リスクの緩和も根強いインフレ圧力~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:雇用者数が減速も失業率は低下(26年6月雇用統計) ~トランプ2.0の供給制約と根強い労働需要を背景に、失業率は低位安定~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:不確実性下の前倒し発注が指数を下支え(6月ISM製造業) ~コスト増圧力は根強いが、6カ月連続の拡大圏維持~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国:6月CB消費者信頼感は先行き期待で微増も低い水準 ~和平合意への期待が支えるも、足元のインフレ警戒が重石に~
米国経済
桂畑 誠治
-
米国: 1-3月期GDP確報後の2026年の景気・金利展望 ~「底堅い成長」と「根強いインフレ」のもとFRBはタカ派寄りのスタンス維持へ~
米国経済
桂畑 誠治