米国景気は8月堅調維持も雇用、インフレ鈍化(8月PMI)

~民間需要はサービス主導で堅調さ維持~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年8月のS&Pグローバル米国総合購買担当者指数(PMI)は、54.1(前月54.3)と前月比0.2%ポイントの低下にとどまり、市場予想の53.2(筆者予想54.2)を上回った。同統計調査対象企業の活動や民間需要の拡大ペースが小幅鈍化にとどまっていることが示された。8月総合PMIは、拡大縮小の分岐点である50を19カ月連続で上回ったうえ、水準も高く、米景気が堅調さを維持していることを示唆している。
  • 総合新規受注は、52.3(前月52.2)と上昇し、需要の拡大ペースが小幅加速したことを示した。しかし、総合雇用は48.9 (前月51.6)と50を下回って低下し、雇用の縮小が示された(雇用統計では雇用の増加ペース鈍化)。インフレ関連では、総合投入価格指数が58.0(前月58.0)と横ばいとなった一方、総合産出価格指数が54.1(前月54.3)と小幅低下しており、消費者段階でのインフレ圧力の若干の緩和が示された。

グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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