米国 5月ISM非製造業指数は急上昇し50台回復  

 ~ISM総合景気指数は米景気の減速を示す~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年5月のISM非製造業景気指数(総合、季節調整値)は、53.8(前月49.4)と前月比4.4%ポイント上昇し、拡大を示す50台を回復したうえ、市場予想の51.0(筆者予想52.5)を大幅に上回った。活動指数が急上昇したほか、新規受注が上昇し全体を押し上げた。インフレ面では、仕入価格指数が下げ渋っており、根深いインフレ圧力を示した。大半の回答者が高いインフレ、金利の先行き不透明感によって業況の改善が抑制されていると指摘した。
  • 米国経済全体の景気動向を示す「ISM総合景気指数(非製造業景気指数と製造業景気指数の合成)」は、5月に53.3(前月49.4)と上昇し、50台を回復した。四半期では、4―6月期(4、5月平均)の製造業が49.0と1-3月期の49.1を小幅下回ったほか、非製造業が51.6と1-3月期の52.5を下回った。この結果、4―6月期のISM総合景気指数は、51.3と1-3月期の52.1から低下しており、4-6月期の景気減速を示している。

グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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